食事のプロが伝える子供が胃腸炎の時の食事について

おもてなし雑穀で翌朝の美肌を作る!肉を使わないハンバーグ、砂糖も乳製品も使わないパフェもできちゃう未来食コーディネーター、雑穀ベジグルメサロンHappy Kitchen代表つぶつぶマザーこばやしはつこです。

暑い時には食中毒やプール熱、秋から冬はノロウィルス、冬から春にかけてはロタウィルスと、1年中気になるのが子供の胃腸炎。そこで今日は、食事のプロだからこそ伝えられる、子供が胃腸炎になった時の食事について、しかも身近なものでの対処法をお伝えします。

子供が胃腸炎になってしまったら

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胃腸炎の原因は細菌やウィルスなどによるものが多く、感染経路は飛沫感染、経口感染など様々です。症状としては下痢や嘔吐、発熱などを伴います。子供が胃腸炎になったら薬をあげる前に、まずは子供をよく観察してあげてください。嘔吐、下痢、発熱といった症状がでているということは、子供の小さいカラダが頑張って胃腸炎の原因である病原菌と戦っている証拠です。

子供が気持ち悪いと言って吐く様子、お腹が痛いと言って何度もトイレに行く様子、そして顔色が悪くゲッソリしていく様子を見ていると、なんとか早く症状を止めて楽にさせてあげたい。そんな親心も痛いほどわかりますが、ここで子供の薬を与えて下痢や嘔吐の症状を止めてしまっては、カラダがせっかく胃腸炎の原因である病原菌と戦っているのを阻害していしまいます。そしてかえって胃腸炎の症状が長引く原因になったり、よりひどい結果を引き起こすことにもなりかねません。ですから、子供が胃腸炎になっても薬はすぐに飲まない!というのがとても大切です。

下痢や嘔吐はそもそも、体内に入った細菌や毒素が本格的な害をカラダに及ぼす前に外に出してしまおうとする、カラダの本能的なメカニズムです。子供が胃腸炎によって下痢や吐き気をもよおしたら、その手助けをするためにできるだけ早く、胃や腸の中の毒物を出してしまうことです。子供の胃腸炎には、薬で症状を抑えるのではなく、食事による手当で、体内で毒素を中和させたり、吸収されないよう包み込んでから排泄させ、カラダの機能を害することなく早く回復させることが一番です。

子供が胃腸炎の時の食事

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胃腸炎になると、吐き気などから食事を摂れないことが多いでしょう。胃腸炎になったら、子供が望まない限り、おかゆなどであっても食事を無理にあげるのは逆効果です。体力の消耗が気になるところですが、食欲がない、ということは、カラダが消化にかけるエネルギーに回せないほど、病原菌と戦うことにエネルギーを費やしているということを意味します。ですから、胃腸炎の時に、子供が食べたいと言わない限り、なにかを無理に食べさせる必要はありません。

また、胃腸炎により子供の小さな胃も腸も、働きが弱っているわけですから、無理に食べさせても消化できず、かえって気持ちが悪くなってしまったりします。まずは、子供のカラダの中に入ってしまった毒素や菌を追い出すことの手助けに集中しましょう。

ただし、胃腸炎による嘔吐や下痢によって体内の水分があまり失われすぎるのは問題ですから、子供に水分補給はしてあげましょう。ただし、単に水を飲ませるのでは体内から失われたミネラルを補給することができません。そこで、子供のカラダの中に入った毒物を排出させ、胃腸炎によって失われた水分を補給してくれるミラクルな飲み物があります。

それが「梅しょう番茶」です。1、2杯飲んで様子を見てください。梅の殺菌力で毒を中和されます。そして醤油の塩分が胃腸を元気にしてくれます。子供に与える場合には、下記のレシピを4〜5倍に薄めたものを与えてください。でも、本人が濃い目を欲しがるようでしたら、濃いものを与えてください。カラダと味覚は連動していて、カラダに必要なものをおいしいと感じるようにできているので、子供の声をしっかり聞いてあげてください。

梅しょう番茶(レシピ出典:身近な食べ物による手当法(正食出版))

梅干し・・・・・1個 (梅と紫蘇と自然海塩で漬けた本物の梅干し)
海の精の「野生梅干し」がおすすめ
醤油・・・・・・大さじ1 (こちらも自然海塩と丸大豆と麦で作られた本物を)
海の精の「生しぼり醤油」がおすすめ
生姜汁・・・・1〜2滴
熱い番茶・・・湯呑み一杯分
3年番茶がおすすめ

中くらいの梅干し1個を湯呑み茶碗に入れ箸で種を取り出し、よくつきながら砕く。
これに醤油を大さじ1杯入れてさらにねり、生姜汁を1〜2滴たらし、熱い番茶を茶碗8分目ほど注いでかきまわす。

自然食品店では「梅しょう番茶エキス」というものが売っています。これを小さじ1〜2杯熱い番茶に注ぐだけでも十分効果はあります。この「梅しょう番茶」はあらゆる不調に効く万能ドリンクです。子供の胃腸炎だけでなく、なんか胃腸がおかしい、疲れやすい、下痢をした時に飲むとぴたりと収まります。不思議なくらい即効性を発揮します。その他にも貧血、風邪、腎臓病、神経痛、関節炎など、ちょっと具合が悪いと思ったら「梅しょう番茶」を飲めば大抵の場合治ります。そして、カラダが必要な時には美味しく感じるのですが、カラダが元気になると突然として「まずく」感じます。おいしいと感じる時はせっせと飲みましょう。

子供の胃腸炎の症状が少し落ち着いてきたら「葛湯」もおすすめです。葛には整腸作用とカラダを温める作用があります。疲れた胃腸にとっても優しい飲み物です。でもこの時にお砂糖を入れてしまっては意味がありません。砂糖ではなく、入れるなら醤油、醤油葛湯の作り方は>>>こちらの記事をご覧ください。胃腸炎による下痢や嘔吐が収まった後は、半日から1日ぐらいは食事は控えて方がよいでしょう。ただしその間の水分補給だけはわすれずに。常温の水、ほうじ茶など、そして少し収まったら葛湯や味噌汁や塩気のあるスープを飲みましょう。

子供に食べる気が出てきたら、お粥などを子供の様子をみながら少しずつ、食べさせてみてください。もうこの時は胃腸炎の原因である病原菌たちはほとんど体外に排出されています。しかし、胃腸炎回復時に子供に食べさせるものは、消化に負担がかかる動物性食品や野菜ではなく、炭水化物から食べるのがいいですよ。そして胃腸炎による下痢や嘔吐でカラダの中を大掃除した後は、子供のカラダの声をきくチャンスです。これを子供も親もキッカケに普段の食事そのものを見直すキッカケにしてくださいね。

胃腸炎時の水分補給の注意点

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胃腸炎になった時には、下痢や嘔吐により水分が失われるので水分補給が重要といっても、むやみに飲むのは逆効果です。特に冷たい飲み物を飲むと胃酸が薄まり殺菌力が落ち、結果的には子供の胃腸炎を長引かせてしまいます。水はすぐ胃腸を通過してしまうので、水とくっついた細菌も腸まで逃れやすくなってしまいます。また冷たい飲み物はカラダを冷やし、抵抗力も弱めるので厳禁です。

子供が胃腸炎になった時は常温かあたたかいほうじ茶、または醤油葛湯や、具なし味噌汁など塩気のある飲み物がよいです。塩気を含んだ飲み物なら胃酸の分泌を促しますでの、問題ありません。食事中は飲み物はさけ、水分は味噌汁やスープなどでとりましょう。食事中に飲み物を飲むと胃酸が薄まり消化不良に陥りやすくなります。

またこれは一年を通して言えることで、夏熱いからといって冷たい飲み物をたくさん飲んだり、冷たい食べ物を食べたり、冬でも冷たいものを食べたりを飲んだりすると、胃腸の機能が弱まりまり、胃腸炎になりやすくなります。冷たい飲み物や食べ物を食べ過ぎない、というのは胃腸炎の予防にもなります。

胃腸炎の予防になる食事

夏場は湿度と温度で、さまざまな菌が繁殖しやし時期です。また冬場も空気の乾燥により病原菌が活発になる時期です。人間のカラダにとって有害な菌が入るまえに、有用な菌をしっかり入れてあげることが大事です。例えば漬物は塩の力で雑菌が繁殖しないようにします。そして一旦良い菌が繁殖すると、雑菌は入りにくくなります。これと同じことが私たちのカラダにも言えるのです。子供の胃腸炎を防ぎたかったら良い菌を繁殖させるような食事を普段から心がけることが大事です。では、いい菌を育てるためにはどんなものが良いのでしょうか。

1)甘酒

甘酒は麹発酵食品で乳酸菌、酵母菌のトリプル発酵したミラクルな飲み物です。また高繊維のアルカリ性発酵食品なので、腸内細菌のバランスを整えてくれます。江戸時代から昭和40年ぐらいまでは、病原菌の発生しやすい湿度の多い梅雨から夏場にかけて、甘酒を飲むことで体内に有用菌を増やし、病原菌の繁殖を防いでいました。甘酒は麹とごはんを発酵させたノンアルコールのものを。甘酒苦手な子供も喜ぶレシピが『つぶつぶ雑穀甘酒スイーツ』大谷ゆみこ著(学陽書房)には沢山掲載されています。甘酒苦手な娘も甘酒パンケーキは大好きです。

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2)梅干しと梅酢ウォーター

梅干しには殺菌作用があります。夏は食中毒により胃腸炎予防に、梅干しを使った和え物やごはんに添えて食べましょう。また梅酢を水で割った梅酢ウォーターは、夏場汗を書いた時に水分補給に最適です。梅の殺菌力、クエン酸、塩のミネラルが揃った最高の水分補給飲料です。経口補水液やスポーツ飲料よりもずっと手軽で、砂糖も入ってないのでカラダに負担をかけませんし効果的です。

3)腸内細菌を育てる食事

カラダの抵抗力や免疫力が少ないと、悪い菌があばれやすくなり、子供も胃腸炎にかかりやすくなります。日頃から腸内の善玉菌をふやすような食べ物をとったり、逆に善玉菌を殺してしまうような添加物などの多い食品を避ける。つまり穀物を主体とする植物性の食事にするのがよいでしょう。我が家の娘は周りでどんなに流行していてもウィルスや細菌性の胃腸炎になったことがありません。これは日頃の食事「未来食つぶつぶ」のおかげです。

まとめ

子供が胃腸炎にかかった時の食事や飲み物での対処法、そして食事や飲み物でも予防法について書いてきましたが、いかがでしたか。病院に行かなくとも、薬を飲まずとも、身近にあるもので子供が胃腸炎を起こして対処できます。子供が腹痛で苦しんでいるところを無理やり病院に連れていく必要もありません。ただし、最初に書きましたが、子供の様子をしっかり見てくださいね。そして必要な時はきちんとお医者さんに行ってくださいね。

子供の胃腸炎の一番の予防法は、なんといっても普段の食生活です。体内に腐敗物を残さない植物性中心の食生活が健康を作ります。肉がなくてもハンバーグができちゃう、卵がなくてもオムレツができちゃう「おもてなし雑穀グルメ★未来食つぶつぶ」(料理の写真はコチラから)で、胃腸炎も怖くない!子供の免疫力、自己治癒力を高め、元気な子供を育て、楽チン子育て実現しませんか。

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本日も「食事のプロが伝える子供が胃腸炎の時の食事について」を最後までお読みいただいてありがとうございます。

 

参考文献:身近な食べ物による手当法(正食出版)、からだの自然治癒力をひきだす食事と手当(大森一慧・ソレイユ出版)、赤ちゃんとママのつぶつぶ雑穀マタニティごはん(大谷ゆみこ・学陽書房)

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